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霞ヶ浦、大山スロープのバスボートプロショップです。
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マーキュリーのエンジン内部にあるオイルタンクのキャップです。





マーキュリーは、エンジン始動中の空気圧をボートのオイルタンクに充満させることによって、エンジンにオイルをおくっています。


そのため、エンジン始動中はエンジン内部のオイルタンクにはつねに高い圧力がかかっています。


キャップが割れてしまうと・・・


オイルが物凄い勢いであふれだします。


始動中はつねにオイルをおくっているため、ボートのオイルタンクも物凄い勢いで減っていきます。


あふれたオイルはそのまま水面へ・・・


エコじゃないですねぇ。


キャップセンサーはプラスチック製なので、劣化により自然に割れることも多いです。


たまにチェックした方が良いですね。

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最近のエンジンは、コンピューター制御のため、いろいろなセンサーがいろいろな所に付いています。


今回は、ベラードの油温センサーです。


油温警告音が頻繁に鳴るので、お客様ご自身でセンサーを交換したそうです。


それでも症状は変わらないということで、ちょっと探ってみました。





エアクリーナーの裏側辺りにあるセンサーです。





配線の皮膜が破れ、むき出しになっています。


実は、一ヶ月位前にこのことに気が付きました。
その時は、もっと奥の方にコネクターがあり、配線むき出し部分がエンジンに接触しているようでした。


この接触が原因だろうと思い、配線の取り回しを変えて今まで使ってもらいました。


結果は、思った通り症状は改善されました。
警告音は一度も鳴らないそうです。


原因はわかったので、





まわりに接触しないようにすれば大丈夫です。


センサー不良と言うより、配線取り回し不良ですね。



冷却水が出ないので点検してほしいと言うお客様にご来店いただきました。


話を聞くと、ボートを買う時に、前オーナーからインペラを交換してもらったのに冷却水が出ないと聞いていたそうです。


冷却水が出ない原因は、インペラの破損や劣化が真っ先に考えられますが、交換したら出なくなったのならば、おそらく組み付けミスでしょう。





分解してみると・・・





!!


インペラをドライブシャフトに引っかけるためのキーが付いていません。


予想していたのですが、ビックリしました。


このショップは、作業後に試運転をしたのでしょうか?


さらに、





ボヤけていますが、あの下の方に落ちているのは・・・





キー発見!!


インペラ交換は、よく行う作業なので、気がゆるんだのでしょうか?


どういう過程で落ちたのかは分かりませんが、試運転をすればすぐに判明したミスです。


失敗した作業でお客様からお金をいただくとは・・・


ちょっと怒ったので長い記事になりました。




余談ですが、





落ちたキーの写真撮影に大活躍です。



バンクとは、トレーラーのボートが乗っかっている部分のことです。


最近は、プラスチックなのか樹脂製の物もありますが、ほとんどの物が木材にカーペットが巻いてあります。


だいたい、ボートをあげる為にトレーラーを水に入れた時、バンクがプカプカ浮いていて壊れたことに気が付きます。





木材が朽ちて折れたり、ネジが抜けることもありますが、今回は・・・





バンクに付いているステイが朽ち果てています。


一緒にネジも朽ち果てています。


木材はまだしっかりしているので、ステイを交換して取り付け直せば良いのですが・・・


外れるか?・・・ネジ・・・


定休日ですが、部品発注のためお店に来ました。


発注するのは、ロランス魚探をネットワークさせるための部品です。





バウ(船首)パネルに埋め込んだLCX-28の配線構成を確認して、必要な部品を発注します。


コンソール(運転席)のHDS-8とネットワークさせます。


これで、前後で情報共有できるので、すごく便利になるはずです。


プロフィール
HN:
marineworks
性別:
男性
職業:
ボート屋さん
趣味:
釣り・映画鑑賞・読書
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