霞ヶ浦、大山スロープのバスボートプロショップです。
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マーキュリー225EFIエンジンのフューエルポンプです。
これは電磁ポンプですが、長期間使わずにいると、内部の汚れが原因でポンプが動かなくなることがあります。
これも、そのようです。
EFIエンジンは、イグニッションキーをONにすると、少しの間電磁ポンプを回して、燃料をインジェクターにおくります。
その時、ウィーンというような音がします。
エンジンがかからない時、この音をチェックすることで、電磁ポンプの作動が確認できます。
動いてない時は、まず、分解洗浄・・・オーバーホールです。
でも、汚れの程度によってはオーバーホールでは直らないことも・・・
写真は、オーバーホール後、組み立て前のものです。
今回は、オーバーホールでポンプが動くようになりました。
サーモスタットとは・・・
簡単に言うと、エンジンを適正稼働温度に保つための部品です。
適正稼働温度は、メーカーによって多少違いますが、冷えすぎても、熱すぎてもいけません。
熱すぎは、オーバーヒートとして警告音が鳴るので、分かりますが・・・
これは、エビンルードのサーモスタットです。
新品、正常な物です。
そして・・・
こちらが、正常に動かなくなった物。
上部の中央が弁になっているのですが、少し隙間があります。
サーモスタットは、温度によってこの弁が開閉し、冷却水の流れを調節します。
温度が低い時は閉じてエンジンを暖め、高くなると開いて冷やします。
このサーモスタットは、冷えているのに弁が閉じなくなっているので、エンジンが暖まらず、適正稼働温度になるまでにすごく時間がかかります。
オーバーヒートと違い、なかなか気付かない不具合です。